八方尾根トレッキング
グラードクワッドリフトを降り、八方山荘から八方池までは90分ほどのトレッキングです。

尾根筋の登山道とはいえ、油断は禁物

フォトリュックを固定し、両手にストックをもち、帽子をかぶる。この天候だからサングラスの必要性は低いだろう・・・

それなりのトレッカースタイルでいざ出発
比較的なだらかな道を登って振り返ると、
八方山荘が既にあんなところに・・・

高所感タップリです。
標高が2000m近いのに結構植物が生えています。

そのほとんどは登山者が種を蒔いたからだそうです。
登山道右手に見えるのは白馬三山

この日の天候は、北アルプス全域で山頂付近は曇りです。


晴れていれば抜けるようなパノラマでしょう

うーん、残念!!
第2ケルンのあたりにはまだ雪が残ります
あの坂を上りきれば第3ケルンです

眼下には目指す八方池が広がるはず!!
第3ケルンの高台より

八方池と白馬三山のパノラマ

天空の雲が惜しい・・・
第3ケルンの先にもまだまだ登山道が続きます。

チョット先に見えるのは丸山ケルン。

それより先は唐松岳に通じる登山道。唐松岳まで約150分の行程ですが、この先を登るには登山装備が必要になるので、トレッキング装備では進めないですね。
八方池へ向かって降りようとした矢先、

おっとビックリな雪渓登場。


まあ踏み固められているようですが、運動靴なので足を滑らせないように慎重に歩いて行きます。
八方池に到着。


深度4.4m、PH5.0の弱酸性の池

お肌に優しいようですが、飛び込むのは厳禁です
(そんなヤツはイネーって)
しかし池の大半は厚い雪に覆われたまま。

天候のせいもあって、いい映りとはいえない作品になってしまった・・(まだまだだなオレ)
旅行パンフレットによく載っている八方池に映りこむ白馬三山の風景は、おそらくここから撮影されたものででしょう

池に残る雪と曇り空では、全く違った印象ですね

こういう日はこんなのがいいかな?
ここまで写真を撮りながらのんびり登ってきたにもかかわらず所要時間は1時間程度。思ったよりも早い到着です。

左は今日の装備。
ザックは背中の風通しを考えて作られているのですが、それでもシャツの背中は大量に汗を吸い込んでいました。

ベンチで休んでいると汗を吸い込んだシャツが、徐々に冷やされていきます。
山登りでヒートした身体には心地よいですが、冷やしすぎには注意ですね。
池の畔のベンチで休んでいると、

隣ではハーモニカを吹く年配のカップル
(撮影許可を取ってから撮るのがマナーです。
 この方は快くOKしてくれました)

やさしい音で疲れが癒されます。


八方尾根の高山植物  そして下山














花の名前まで調べていませんが
登山道の脇や、ちょっとした斜面、岩の間から花々が顔を覗かせていました。

咲いていない花も含めると沢山の種類の高山植物が生息しているのですね。
八方山荘まで下ってきたら、上りと同じく八方アルペンラインを使って下山です。

眼下に白馬の街を見下ろしながらの空中散歩

八方尾根の絶景は、次回のお楽しみにとっておく事を誓っての下山となりました。




SCENE.1へ / SCENE.2へ / SCENE.4へ


デジカメ写真日記のトップへ

@2005-2008 Copylight サエグサ All rights reserved.